トップ
>
『火事教育』
ふりがな文庫
『
火事教育
(
かじきょういく
)
』
旧臘押し詰まっての白木屋の火事は日本の火災史にちょっと類例のない新記録を残した。犠牲は大きかったがこの災厄が東京市民に与えた教訓もまたはなはだ貴重なものである。しかしせっかくの教訓も肝心な市民の耳に入らず、また心にしみなければあれだけの犠牲 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
1933(昭和8)年1月(初出記載なし)
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
火事
(
パジアール
)
災厄
(
さいやく
)
隊伍
(
たいご
)
闇
(
やみ
)
閉塞
(
へいそく
)
金牌
(
きんぱい
)
這
(
は
)
辻
(
つじ
)
襟首
(
えりくび
)
蝋燭
(
ろうそく
)
聳動
(
しょうどう
)
編纂
(
へんさん
)
畢竟
(
ひっきょう
)
些細
(
ささい
)
漠然
(
ばくぜん
)
涎
(
よだれ
)
桁数
(
けたすう
)
栓
(
せん
)
明瞭
(
めいりょう
)
旧臘
(
きゅうろう
)
屯所
(
とんしょ
)
家
(
うち
)
何人
(
なんぴと
)
伝播
(
でんぱ
)