『獄中への手紙（ごくちゅうへのてがみ）：05 一九三八年（昭和十三年）（05 せんきゅうひゃくさんじゅうはちねん（しょうわじゅうさんねん））』

〔巣鴨拘置所の顕治宛目白より（封書）〕 第二信きょうは風がきついけれどもいい天気。二三日あっちこっちしていて、こうやって机に向ってゆっくりこれを書くのがいい心持です。きのうはあれから気分でもわるくなりませんでしたか？熱が出たりしなかったでし …

著者	宮本百合子
ジャンル	文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約7時間30分（500文字/分）
朗読目安時間	約12時間29分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

達（たあ） 末（スエ） 朝（あさア） 衆（す） 大家（オーヤ） 判（わかり） 存（あ） 混（まぜ） 金（キン） 肯（うべな） 可怖（おそ） 上手（うま） 腫（ば） 罐（カマ） つ（ツー） 徹（こた） 燦（かがや） 如来（ニョライ） 可（か） 果（み） 遑（あわ） 来（こ） 強（あなが） 翔（と） 膨（は） 臥（ふせ） 把（つか） 蕊（ずい） 目醒（めざめ） 可訝（けげん） 柳沢（ヤナザワ） 凡（およそ） 生（なま） 上（あが） 先達（せんだって） 仮令（たと） 凜々（りんりん） 肯（うなず） —（カラ） 畏（おそ） 弾（はじ） 上（かみ） 美味（おい） 印（いん） 白（しら） 庇（ひさし） 霞（かす） 布（きれ） 煎（い） 臥（ね） 須（すべから） 吻（ほ） 何卒（なにとぞ） 晒（さらし） 主（あるじ） 斜（はす） 譫語（うわこと） 眼尻（まなじり） 素（す） 角（かど） 紅（べに） 四方（よも） 地形（じぎょう） 第二（セコンド） 餌（え） 空（から） 穿（うが） 耽溺（たんでき） 耀（かがや） 齦（はぐき） 濠々（ごうごう） 灸（きゅう） 縺（もつ） 絣（かすり） 笹箒（ささぼう） 煩瑣（はんさ） 爽（さわ） 濠（ほり） 甦（よみがえ） 産衣（うぶぎ） 生粋（きっすい） 畔（ほとり） 略（ほぼ） 痼疾（こしつ） 瘠（や） 癩病（らいびょう） 癪（しゃく） 玲瓏（れいろう） 玉（たま） 白湯（さゆ） 瞼（まぶた） 狗（いぬ） 積木（つみき） 稗（ひえ） 神楽（かぐら） 硯屏（けんびょう） 砂利（じゃり） 狡（ずる） 猶太（ユダヤ） 盛（さかん）

題名が同じ作品

獄中への手紙：01 一九三四年（昭和九年） （新字新仮名）／ 宮本百合子 （著）

獄中への手紙：02 一九三五年（昭和十年） （新字新仮名）／ 宮本百合子 （著）

獄中への手紙：03 一九三六年（昭和十一年） （新字新仮名）／ 宮本百合子 （著）

獄中への手紙：04 一九三七年（昭和十二年） （新字新仮名）／ 宮本百合子 （著）

獄中への手紙：06 一九三九年（昭和十四年） （新字新仮名）／ 宮本百合子 （著）

獄中への手紙：07 一九四〇年（昭和十五年） （新字新仮名）／ 宮本百合子 （著）

獄中への手紙：08 一九四一年（昭和十六年） （新字新仮名）／ 宮本百合子 （著）

獄中への手紙：09 一九四二年（昭和十七年） （新字新仮名）／ 宮本百合子 （著）

獄中への手紙：10 一九四三年（昭和十八年） （新字新仮名）／ 宮本百合子 （著）

獄中への手紙：11 一九四四年（昭和十九年） （新字新仮名）／ 宮本百合子 （著）

獄中への手紙：12 一九四五年（昭和二十年） （新字新仮名）／ 宮本百合子 （著）