夢殿ゆめどの
むかし日本の国に、はじめて仏さまのお教えが、外国から伝わって来た時分のお話でございます。 第三十一代の天子さまを用明天皇と申し上げました。この天皇がまだ皇太子でおいでになった時分、お妃の穴太部の真人の皇女という方が、ある晩御覧になったお夢に …
作品に特徴的な語句
おわ いい うし かお じょう うえ きょう 使者ししゃ たたか がつ さだ ほん くつ かん つか 旅館りょかん なに まわ ぞう てき せん あらわ そく なさ はじ りゅう から 小馬こうま じゃく 真人まひと ねん たび 皇子おうじ 大臣だいじん くる ほうむ そと のち したが 国原くにばら 御堂おどう かた 御覧ごらん 和歌わか かなら きゅう 召使めしつか こし 軽々かるがる きざ 一心いっしん にち あたま 黒馬くろうま いただ 三日みっか 三昧さんまい はい からだ くだ ひつぎ ほう なか あか さい さき きょう もん 今日きょう あいだ あたら にん しろ 朝廷ちょうてい 白衣びゃくえ 皇女おうじょ 案内あんない かみ いの たね
題名が同じ作品
夢殿 (新字旧仮名)北原白秋 (著)