“皇子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みこ65.0%
おうじ20.0%
ミコ10.0%
くわうじ2.5%
わうじ2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苦情(くじよう)を持(も)ち込(こ)みましたので、まやかしものといふことがわかつて、これも忽(たちま)ち突(つ)っ返(かへ)され、皇子(みこ)は大恥(おほはぢ)をかいて引(ひ)きさがりました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
お姫(ひめ)さまは、その皇子(おうじ)をまだごらんにならなかったばかりでなく、その国(くに)すら、どんな国(くに)であるか、お知(し)りにならなかったのです。
赤い姫と黒い皇子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
譬へば、柿本ノ人麻呂の日並知(ヒナメシ)ノ皇子(ミコ)ノ尊や、高市(タケチ)ノ皇子ノ尊を悼んだ歌の如きも、実は個性表現でなく、官人の群衆の為の代作である。
万葉集のなり立ち (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
赤石(あかし)総門を出て赤石川を渡り皇子(くわうじ)村を経て一里半大久保駅、三里半加古川駅にいたる。一商家に小休す。駅吏中谷三助(名清(なはせい)字惟寅(あざなはゐいん)、号詠帰(えいきとがうす)、頼春水の門人なり)来訪、頼杏坪(きやうへい)の書を達す。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
此等(これら)の後(あと)から皇子(わうじ)が見(み)えました、丁度(ちやうど)十人(にん)在(ゐ)らせられて、小(ちひ)さな可愛(かあい)い方々(かた/″\)が最(いと)も樂(たの)しげに、手(て)に手(て)を取(と)つてお二人(ふたかた)づゝ跳(と)んでお出(い)でになりました、何(いづ)れも皆(みん)な心臟(ハート)で飾(かざ)りたてられてゐました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)