トップ
>
龕
>
おづし
ふりがな文庫
“
龕
(
おづし
)” の例文
それから又一段上つて、云はば内陣ともあるべき幅一間程の細長い板の間の奥に
龕
(
おづし
)
がある。千手観世音が祀つてあるのだ。彼は何と云ふ考もなしに、ふらふらと縁に上つた。
夜烏
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
やがて
龕
(
おづし
)
の前に近よつた。太い格子戸の戸が左右から引かれて、太鼓錠が
枢
(
とぼそ
)
の真中に下つて居る。彼は手さぐりに
戸前
(
とまへ
)
の処を撫でて見た。冷たい鉄の錠がひやりと彼の指先にさはつた。
夜烏
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
龕
漢検1級
部首:⿓
22画
“龕”を含む語句
神龕
龕燈
龕燈提灯
仏龕
小龕
御龕
龕燈返
葬龕
窓龕
白狐龕
龕灯
壁龕
船龕燈
石龕
龕灯提灯
釣龕燈
龕前
聖像龕
袂龕灯
起龕
...