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おづし
ふりがな文庫
“おづし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
御厨子
50.0%
龕
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御厨子
(逆引き)
當屋敷に巣喰ふ惡者が、
合鍵
(
あひかぎ
)
を作つて用箪笥を開き二品を盜んで土藏の中の奧方の
御厨子
(
おづし
)
に隱したので御座います。
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「奧方の御側、——土藏の中で、朝夕拜んで居られた、觀音像の
御厨子
(
おづし
)
の中に御座います」
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
おづし(御厨子)の例文をもっと
(1作品)
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龕
(逆引き)
それから又一段上つて、云はば内陣ともあるべき幅一間程の細長い板の間の奥に
龕
(
おづし
)
がある。千手観世音が祀つてあるのだ。彼は何と云ふ考もなしに、ふらふらと縁に上つた。
夜烏
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
やがて
龕
(
おづし
)
の前に近よつた。太い格子戸の戸が左右から引かれて、太鼓錠が
枢
(
とぼそ
)
の真中に下つて居る。彼は手さぐりに
戸前
(
とまへ
)
の処を撫でて見た。冷たい鉄の錠がひやりと彼の指先にさはつた。
夜烏
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
おづし(龕)の例文をもっと
(1作品)
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