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黯黮
ふりがな文庫
“黯黮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あんたん
50.0%
くらがり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんたん
(逆引き)
数息
(
すそく
)
の間にして火の手は縦横に
蔓
(
はびこ
)
りつつ、納屋の内に乱入れば、
噴出
(
ふきい
)
づる
黒烟
(
くろけふり
)
の渦は
或
(
あるひ
)
は
頽
(
くづ
)
れ、或は畳みて、その外を
引韞
(
ひきつつ
)
むとともに、見え
遍
(
わた
)
りし家も土蔵も
堆
(
うづたか
)
き
黯黮
(
あんたん
)
の底に没して、闇は焔に破られ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
黯黮(あんたん)の例文をもっと
(1作品)
見る
くらがり
(逆引き)
昨日
(
きのふ
)
こそ
誰乎彼
(
たそがれ
)
の
黯黮
(
くらがり
)
にて、
分明
(
さやか
)
に
面貌
(
かほかたち
)
を弁ぜざりしが、今の一目は、
躬
(
みづから
)
も奇なりと思ふばかり
奇
(
くし
)
くも、彼の不用意の
間
(
うち
)
に速写機の如き力を以てして
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
黯黮(くらがり)の例文をもっと
(1作品)
見る
黯
漢検1級
部首:⿊
21画
黮
部首:⿊
21画
“黯”で始まる語句
黯然
黯
黯青
黯淡
黯澹
黯緑
黯湛
黯痣
黯褐
黯黒