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黯淡
ふりがな文庫
“黯淡”の読み方と例文
読み方
割合
あんたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんたん
(逆引き)
かの
酒燈一穂
(
しゆとういつすゐ
)
、
画楼簾裡
(
ぐわろうれんり
)
に
黯淡
(
あんたん
)
たるの処、本多子爵と予とが
杯
(
はい
)
を含んで、満村を痛罵せし当時を思へば、予は今に至つて
自
(
おのづか
)
ら肉動くの感なきを得ず。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
駅吏
預
(
あらかじ
)
メ亭ヲ
掃
(
はら
)
ツテ待ツ。
乃
(
すなわ
)
チ酒ヲ命ジテ飲ンデ別ル。(児精一郎ハ藩命ヲ以テ東京ニ留学ス)過午
草加
(
そうか
)
駅ニ飯ス。
越ヶ谷
(
こしがや
)
大沢ヲ
歴
(
へ
)
テ
粕壁
(
かすかべ
)
ノ駅ニ投ズ。諸僚佐皆来ツテ起居ヲ
候
(
うかが
)
フ。晩間雲意
黯淡
(
あんたん
)
タリ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
黯淡(あんたん)の例文をもっと
(2作品)
見る
黯
漢検1級
部首:⿊
21画
淡
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“黯”で始まる語句
黯然
黯
黯青
黯澹
黯緑
黯黮
黯湛
黯痣
黯褐
黯黒
“黯淡”のふりがなが多い著者
永井荷風
芥川竜之介