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黯然
ふりがな文庫
“黯然”の読み方と例文
読み方
割合
あんぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんぜん
(逆引き)
そして、この夜こそ、恐らく、彼れが大きな天空を眺めて楽しむ最後の時となるだろうという事を、独り
黯然
(
あんぜん
)
と予覚するのであった。
ラ氏の笛
(新字新仮名)
/
松永延造
(著)
ぼくは、あなたが、てっきりぼく達のことについて、なにか言われたのではないかと、勝手な想像をして、
黯然
(
あんぜん
)
となったのです。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
それを読んで、私は
黯然
(
あんぜん
)
とした。諸戸は彼の父親ののっぴきならぬ罪状を聞かされて、どんなにか驚き悲しんだことであろう。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
黯然(あんぜん)の例文をもっと
(22作品)
見る
黯
漢検1級
部首:⿊
21画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“黯”で始まる語句
黯
黯青
黯淡
黯澹
黯緑
黯黮
黯湛
黯痣
黯褐
黯黒
“黯然”のふりがなが多い著者
松永延造
森田草平
尾崎紅葉
田中英光
嘉村礒多
長谷川伸
徳冨蘆花
幸田露伴
林不忘
石川啄木