“黒内障”の読み方と例文
読み方割合
そこひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遺伝性黴毒からきた黒内障そこひではないかと私は思った。が彼女は角膜炎だと云った。そして近眼で乱視だと……。近視十五度の私の眼鏡をかけて、よく見えるとて喜んだ。
溺るるもの (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
死ぬ迄三千代に対して責任を負ふと云ふのは、ふ目的があるといふ迄で、つた事実には決してなれなかつた。代助は惘然もうぜんとして黒内障そこひかゝつた人の如くに自失した。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
だが、悲しいことには、彼女は、盲目だった、自分の指も見えない黒内障そこひであった。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)