“黄牡丹”の読み方と例文
読み方割合
きぼたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壁際の書棚には、彼の修めた学課とは大分系統違いのヴォルテエルやモンテエニュが空しく薄埃をかぶって並んでいる。鸚鵡おうむ黄牡丹きぼたんいんこに餌をやるのさえ億劫おっくうだ。
狼疾記 (新字新仮名) / 中島敦(著)