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黄忠
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こうちゅう
ふりがな文庫
“
黄忠
(
こうちゅう
)” の例文
これらの別働隊は、もちろん孔明のさしずによって、遠く迂回し、敵も味方も不測な地点から、
黄忠
(
こうちゅう
)
と
趙雲
(
ちょううん
)
たちを
扶
(
たす
)
けたものである。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
坐っているときにはいつも一字々々拾い読みして、
五虎将
(
ごこしょう
)
の姓名を説きあかすのみならず、
黄忠
(
こうちゅう
)
の
字
(
あざな
)
が
汗升
(
かんしょう
)
、
馬超
(
ばちょう
)
の字が
孟起
(
もうき
)
などということまで知っている。
風波
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
(さては、孔明が自分にいった
黄忠
(
こうちゅう
)
というのは、この老将だな)と感じたので、さっと、彼の前をさえぎって、呼びかけた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
龐統は、幕将の
魏延
(
ぎえん
)
、
黄忠
(
こうちゅう
)
などに、何事かささやいて、一歩一歩のあいだにも、
戦態
(
せんたい
)
を作りながら前進していた。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし、戦場に立てば、よく大刀を使い、鉄弓を引き、万夫不当の勇がある。すなわち湖南の
領袖
(
りょうしゅう
)
、
黄忠
(
こうちゅう
)
という——。ゆえに決して軽々しくは戦えない。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
すると、幕将のうちでもいちばん老いぼれて見える老将
黄忠
(
こうちゅう
)
が、身をゆるがして
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
で、発向した出征軍は、先陣に
黄忠
(
こうちゅう
)
、副将に
馮習
(
ふうしゅう
)
、張南。中軍護尉に
趙融
(
ちょうゆう
)
、
廖淳
(
りょうじゅん
)
。うしろ備えには直臣の諸大将。
宗徒
(
むねと
)
の旗本など、堅陣雲の如く、蜀の
峡中
(
きょうちゅう
)
から南へ南へと押し流れて行った。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「われこそ、
黄忠
(
こうちゅう
)
」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
忠
常用漢字
小6
部首:⼼
8画
“黄”で始まる語句
黄昏
黄金
黄
黄色
黄金色
黄楊
黄泉
黄葉
黄昏時
黄八丈