“麞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くじか66.7%
ガゼル33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの李徳逢が例のごとくに弓矢をたずさえて山狩りに出ると、一匹のくじかを見つけたので、すぐに追って行きました。
なんじけがらわしき物は何もくらなかれ。汝らがくらうべき獣蓄けものこれなりすなわち牛、羊、山羊やぎ牡鹿おじか羚羊かもしか、小鹿、やまひつじくじかおおじかおおくじか、など。すべ獣蓄けもの中蹄うちひづめの分れ割れて二つの蹄を成せる反蒭獣にれはむけものは汝らこれくらうべし。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
世間は讒人で満ち居るから何分讒言にてられぬよう注意せよと言って死んだ、善牙獅いつガゼルを殺すと肉を啖い血をすすって直ちに巣へ帰ったが
野干これに逢うて訳を聞くと大きな音がしたという、野干大いに懼れて逃げ走る、猴これに逢うて大音したと聞きまた逃げ出す、ガゼルが猴に逢い野猪が麞に逢い、次は水牛、次はさい、次は象