“皇麞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうじょう75.0%
おうじょう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暮れかかるころに「皇麞こうじょう」という楽の吹奏が波を渡ってきて、人々の船は歓楽陶酔の中に岸へ着き、設けられた釣殿つりどのの休息所へはいった。
源氏物語:24 胡蝶 (新字新仮名) / 紫式部(著)
また大将の典侍腹てんじばらの二男と、式部卿の宮の御長男でもとは兵衛督であって今は源中納言となっている人の子のこの二人が「皇麞こうじょう」、右大臣の三男が「陵王りょうおう
源氏物語:35 若菜(下) (新字新仮名) / 紫式部(著)
こんどは自ら琵琶を取りあげて、皇麞おうじょうの急を弾き出されるのであった。