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魚汁
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ウハー
ふりがな文庫
“
魚汁
(
ウハー
)” の例文
「
魚汁
(
ウハー
)
か何かあつらえようかね。まさか、おまえもお茶ばかりで生きてるわけでもあるまいからね」
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
五百ルーブリも金のかかった
魚汁
(
ウハー
)
を御馳走するといっても、いっかな家から誘い出すことの出来ないような連中までが、一人残らず飛び出して来たのである——一口にいえば
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
……だけど、それから間もなく料理番の支那人が持って来てくれた
魚汁
(
ウハー
)
の
美味
(
おい
)
しかったこと……その支那人のチーっていうのに聞いてみたら、その時は妾が死んでからちょうど二日目だったそうよ。
支那米の袋
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
さ、おまえの
魚汁
(
ウハー
)
が来た、うんとやってくれ、うまい魚汁だよ、なかなか料理がいいぞ。僕はね、アリョーシャ、ヨーロッパへ行きたいのだ、ここからすぐ出かけるつもりだ。
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
小蝶鮫の
魚汁
(
ウハー
)
に鱈か白子をそえてガツガツやらかし、口直しに魚饅頭か、鯰の肉の入ったパイを食うのだから、その健啖ぶりは
他人
(
ひと
)
ごとながら、まったく以って
空怖
(
そらおそ
)
ろしくなる——こういった連中は
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
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蝶鮫
(
ちょうざめ
)
の
魚汁
(
ウハー
)
に魚肉饅頭、何か巧みな特別の料理法によった煮魚、それから
鱘魚
(
かじき
)
のかつれつにアイスクリームと果物の甘煮を取り合わせたもの、最後がブラマンジェに似たジェリイであった。
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
汁
常用漢字
中学
部首:⽔
5画
“魚”で始まる語句
魚
魚籠
魚屋
魚河岸
魚籃
魚鱗
魚類
魚釣
魚沼郡
魚族