“高郵”の読み方と例文
読み方割合
こうゆう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
揚州の守将王礼おうれいと弟そうと、監察御史かんさつぎょし王彬おうひんを縛して門を開いてくだる。高郵こうゆう通泰つうたい儀真ぎしんの諸城、また皆降り、北軍の艦船江上に往来し、旗鼓きこ天をおおうに至る。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そこで友仁は日英の家に数年いたが、そのうちに張氏が高郵こうゆうに兵を起したので、元朝では丞相脱脱に命じて討伐さした。大師達理月沙たつりげっしゃという者があって、書物を読んでいて士を好んだ。
富貴発跡司志 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)