高處たかみ)” の例文
新字:高処
我は變りぬ、わが思ひわづらふことなきをみしとき、導者岩に沿ひて登り、我もつづいて高處たかみにむかへり 六七—六九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
さればと謂つて、審判官アンパイアーとなツて、一家の爲に何れとも話をまとめるといふことも無く、のんきに高處たかみの見物と出掛でかけた。勿論もちろん母夫人は、華族でもなければ、藝術家でも無い。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
〔源〕原、「頂」(即ち山の高處たかみにある源)
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)