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骨董商
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こっとうしょう
ふりがな文庫
“
骨董商
(
こっとうしょう
)” の例文
当時
巴里
(
パリー
)
にありし日本の
骨董商
(
こっとうしょう
)
林忠正
(
はやしただまさ
)
なる者の助けを借りその蒐集せし資料に基きて彼
自
(
みずか
)
らの
Hokousai
(
ホクサイ
)
を著したり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この言葉は忽ち
伝播
(
でんぱ
)
し「下手もの好き」とか、「下手趣味」とかいう表現まで生れ、ついには公に「下手もの展」などを開く
骨董商
(
こっとうしょう
)
が現れ始めた。
四十年の回想:『民藝四十年』を読んで
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
ブウリーの弟子の中に
花輪
(
はなわ
)
トミという
骨董商
(
こっとうしょう
)
の娘があった。その頃外人目当てに横浜に骨董の店を出すものが多かったが、花輪はその先駆者であった。
偉大なる夢
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ほら、
骨董商
(
こっとうしょう
)
のチャンフーが殺された日のことよ。おまえが黄金メダルの半分を見つけて、まんまと両面の撮影に成功して、ひきあげてからのことだ。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
はじめ拓本職人の老人が出入りの
骨董商
(
こっとうしょう
)
に展観の会があるのを老人に代って手伝いに出たのがきっかけとなり、あちらこちらより頼まれるようになった。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
▼ もっと見る
テラポンティゴヌス・ミレスは
擲弾兵
(
てきだんへい
)
ヴァドボンクールと腕を組み合って歩くであろう。
骨董商
(
こっとうしょう
)
ダマジプスはパリーの古物商人のうちに納まり返るであろう。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
各流能楽の
家元
(
いえもと
)
から、音楽ずきの物持ち長者、
骨董商
(
こっとうしょう
)
というような所を、根気よく
万遍
(
まんべん
)
なく
経
(
へ
)
めぐって「鼓をご紛失ではござらぬかな?」こういって尋ねたものである。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「申し上げます、只今、山科の
骨董商
(
こっとうしょう
)
が参上仕りましたが、いかが取計らいましょうや」
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
浅山の話によると、ここはもと神田で大きな
骨董商
(
こっとうしょう
)
をしていた中村の父親の別邸で、今の代になってから、いろいろな失敗が続いて、このごろではこの家すら抵当に入っているということであった。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“骨董商”の意味
《名詞》
骨 董 商(こっとうしょう)
骨董品商の俗称。
(出典:Wiktionary)
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
董
漢検準1級
部首:⾋
12画
商
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
“骨董商”で始まる語句
骨董商等