“骨惜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほねおしみ50.0%
ほねをし33.3%
ほねお16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうすると、兄夫婦だって、後から面倒くさい調停をしたり何かしなければならない。その方がかえって迷惑になる訳だから、骨惜ほねおしみをせずに今一寸一所に行ってくれたらかろう。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
骨惜ほねをしみしちや、いゝ御用聞にはなれないよ。先づ默つていて來な、歸りは石原の利助兄哥のところを覗いて見舞でも言つて行かう」
どうしてそう骨惜ほねおしみをするのだ。……まあそれはいいが、お前は昨夜ゆうべ、ここで何か変な物音でも聞かなかったかね。ずっとそのき場にいたんだろう。叫び声でもすれば聞えたはずだ
湖畔亭事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)