さや)” の例文
新字:
おのが夢に、天照らす大神高木の神二柱の神の命もちて、建御雷たけみかづちの神をびて詔りたまはく、葦原の中つ國はいたくさやぎてありなり。
この日ごろ近き空地あきちに來てさやぐ軍馬ありけり風の夜寒よさむ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
濃霜置き軍馬入り臥す隣原夜はふかくしてさやぎぬるかも
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
夜のほどろさやぎ立ちゆく音すなり觀兵式につらなる馬なり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)