トップ
>
駈抜
ふりがな文庫
“駈抜”の読み方と例文
旧字:
駈拔
読み方
割合
かけぬ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけぬ
(逆引き)
けれども車夫は足が早いのですから、とても
駈抜
(
かけぬ
)
けられないと思った時は、途中にある横道の河合の蔵の蔭に這入って遣り過します。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
あるときなど夕暮れ近くなって矢も尽きかけた二人が——二人の馬は供の者を
遙
(
はる
)
かに
駈抜
(
かけぬ
)
いていたので——一群の狼に囲まれたことがある。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
「見ねえ、一番、尻尾を出させる考えを着けたから、
駈抜
(
かけぬ
)
けて先へ来たんだ。——そら、そら、来たい、あの爺だ——ね。」
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
駈抜(かけぬ)の例文をもっと
(7作品)
見る
駈
漢検準1級
部首:⾺
15画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“駈”で始まる語句
駈
駈出
駈落
駈引
駈込
駈上
駈足
駈寄
駈下
駈付
検索の候補
抜駈
“駈抜”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
尾崎紅葉
中島敦
幸田露伴
泉鏡花
岡本綺堂