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馬夫
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まご
ふりがな文庫
“
馬夫
(
まご
)” の例文
心細さに
馬夫
(
まご
)
に物言ひ掛くれば、聞き分き難き聲立てゝ、指を唇に加へたり。さては
瘖
(
おし
)
なるよと思ひぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
投手は
馬夫
(
まご
)
の子で松下というのである、かれは十六であるが十九ぐらいの身長があった。ちいさい時に
火傷
(
やけど
)
をしたので頭に大きなあとがある、みなはそれをあだ名して五
大洲
(
だいしゅう
)
と
称
(
しょう
)
した。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
水牛の乾酪と
麪包
(
パン
)
とにて飮ものには驢の乳あり。われは快く些の食事をしたゝめしに、
馬夫
(
まご
)
は手まねして別を告げたり。さて牧者のいふやう。この
徑
(
こみち
)
を下りゆき給へ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
この声援と共にここにおどろくべき声援者が現われた、それは製粉会社の職工四、五十名と、木材会社その他の労働者、
百姓
(
ひゃくしょう
)
、人足、
馬夫
(
まご
)
! あらゆる貧民階級が一度にどっとときの声をあげた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“馬”で始まる語句
馬鹿
馬
馬鈴薯
馬丁
馬蹄
馬糞
馬子
馬車
馬士
馬酔木