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餝
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かざ
ふりがな文庫
“
餝
(
かざ
)” の例文
ここに
出雲
(
いづも
)
の
國
(
くに
)
の
造
(
みやつこ
)
の祖、名は
岐比佐都美
(
きひさつみ
)
、青葉の山を
餝
(
かざ
)
りて、その河下に立てて、
大御食
(
おほみあへ
)
獻らむとする時に、その御子詔りたまはく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
玄奘より二百余年前渡天した法顕の紀行にも
竺刹尸羅
(
たくちゃしら
)
国で仏前生に身を捨て餓虎に施した故蹟に諸宝玉で
餝
(
かざ
)
った大窣堵波あり
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
時のうらかたも神のみすゞりも、十四五なるわらべ、
蛇
(
ぢや
)
の
餌
(
えぢき
)
餝
(
かざ
)
て、おたかべのあらば、お祭りのあらば、うにきやらや
誇
(
ほこ
)
て、又からや
誇
(
ほこ
)
て、作る
物
(
も
)
作
(
づく
)
りも時々に
出来
(
でき
)
て、
御祝事
(
おいわひごと
)
ばかり
ユタの歴史的研究
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
『本草綱目』に
越地
(
えつち
)
深山に
治鳥
(
じちょう
)
あり、大きさ鳩のごとく青色で樹を
穿
(
うが
)
って
窠
(
す
)
を作る、大きさ五、六升の器のごとく口径数寸
餝
(
かざ
)
るに
土堊
(
どあ
)
を以てす、赤白
相間
(
あいまじ
)
わり状
射候
(
まと
)
のごとし。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
餝
部首:⾷
16画
“餝”を含む語句
餝屋
着餝