“飼牛”の読み方と例文
読み方割合
かいうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところがねえ、つぎが大へんなんですよ、耕牧舎こうぼくしゃ飼牛かいうしがね、結核けっかくにかかっていたんですがある日とうとうんだんです。ところが病気びょうきのけだものは死んだらてなくちゃいけないでしょう。
バキチの仕事 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
春日井かすがいの部落で、早起きな野鍛冶のかじの家が開いていたのを見つけ、そこで鍛冶場の掃除を手伝い、そこの飼牛かいうし二匹を曳いて、草を飼わせ、また、裏へまわって、水瓶みずがめいっぱい、水汲みをしてやったので
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)