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飮干
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のみほ
ふりがな文庫
“
飮干
(
のみほ
)” の例文
新字:
飲干
自分で飮んでは三田にさし、三田が
飮干
(
のみほ
)
すと奪ひ取つて又飮む。酒がなくなると手を叩いて女中を呼んだ。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
と
藥水
(
やくすゐ
)
を
飮干
(
のみほ
)
すとやがて
眩暈
(
げんうん
)
したる
思入
(
おもひいれ
)
にて、
寢臺
(
しんだい
)
の
上
(
うへ
)
、
帳
(
とばり
)
の
内
(
うち
)
へ
倒
(
たふ
)
れ
込
(
こ
)
む。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
鹽辛にて忽ち
飮干
(
のみほ
)
し又五合つけて
下
(
くだ
)
されと云に亭主は
肝
(
きも
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「爲方が無いから此のコツプは飮むが、
飮干
(
のみほ
)
したら歸つてくれ。人騷がせは嫌ひなんだ。」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
飮
部首:⾷
13画
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
“飮”で始まる語句
飮
飮食
飮料
飮料水
飮合
飮物
飮代
飮酒
飮酒家
飮用水