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飛縄
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ひじょう
ふりがな文庫
“
飛縄
(
ひじょう
)” の例文
旧字:
飛繩
そして、すきをねらった一本の
飛縄
(
ひじょう
)
が、松のこずえからピューッと風をきってきたかと思うと、かれらの
主
(
しゅ
)
と守る
僧
(
そう
)
は、あッ——と大地へ
搦
(
から
)
めたおされたようす。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
が、——しかし、
杢之進
(
もくのしん
)
、その時、その若人たちの前途に、明るき春あれ
幸
(
さち
)
あれと、祈る心は湧いても、
無慈悲
(
むじひ
)
な
飛縄
(
ひじょう
)
を飛ばそうとは、
露
(
つゆ
)
ほども思わなかったのである。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「御用ッ」と、
飛縄
(
ひじょう
)
の風!
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
縄
常用漢字
小4
部首:⽷
15画
“飛”で始まる語句
飛
飛沫
飛騨
飛鳥
飛出
飛白
飛込
飛退
飛翔
飛行