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颯々
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さっさ
ふりがな文庫
“
颯々
(
さっさ
)” の例文
一例を
挙
(
あ
)
ぐれば、
一人
(
ひとり
)
の人が原書を読むその
傍
(
そば
)
で、その読む声がちゃんと耳に
這入
(
はいっ
)
て、
颯々
(
さっさ
)
と写してスペルを誤ることがない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
初めから
此方
(
こっち
)
は斬る気はない、
唯
(
ただ
)
逃げては
不味
(
まず
)
い、
屹
(
きっ
)
と
殺
(
や
)
られると
思
(
おもっ
)
たから進んだ所が、先方も中々心得て居る、内心
怖
(
こ
)
わ/\表面
颯々
(
さっさ
)
と出て来て
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
あるいは物の性質により、遠慮なく喰いて害をなさざることもあり、喰いて害なくば
颯々
(
さっさ
)
と喰うもまた可なり。
学者安心論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
欺て河豚を喰わせる
夫
(
そ
)
れから又一度
遣
(
やっ
)
た
後
(
あと
)
で怖いと
思
(
おもっ
)
たのは人をだまして
河豚
(
ふぐ
)
を
喰
(
く
)
わせた事だ。私は大阪に居るとき
颯々
(
さっさ
)
と河豚も喰えば河豚の
肝
(
きも
)
も
喰
(
くっ
)
て居た。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
颯
漢検1級
部首:⾵
14画
々
3画
“颯々”で始まる語句
颯々淙々
颯々爽々