額田ぬかた)” の例文
これから遠く離れた愛知県の宝飯ほい額田ぬかた郡、また幡豆はず郡の一部においても、タンポポをマンゴと呼んでいる土地が今でもある。
よく妹の額田ぬかた姫王ひめみこから、姉さんは冷めたい、水江の真玉またまみたいに冷めたい——と、からかはれる夫人であつた。
鸚鵡:『白鳳』第二部 (新字旧仮名) / 神西清(著)
凡川内おおしこうちの國の造・額田ぬかた部の湯坐ゆえの連・木の國の造・やまとの田中のあたえ山代やましろの國の造・ウマクタの國の造・道ノシリキベの國の造・スハの國の造・倭のアムチの造・高市たけちの縣主・蒲生かもう稻寸いなき三枝部さきくさべの造たちの祖先です。
この妹は育つた土地の名にちなんで、額田ぬかた姫王ひめみこと呼ばれた。
春泥:『白鳳』第一部 (新字旧仮名) / 神西清(著)
ヅクンボ、ヅクボシ 三河額田ぬかた