“頭書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうしょ66.7%
とうしよ33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一つは「心より出ず、再び心におもむかんことを」と書いた頭書とうしょの如く、ベートーヴェンの信仰の結晶であり、一つは巨人の持っている人間愛の雄大壮麗な現れであったと言うべきである。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
と真中に大きく、頭書とうしょには、
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
生前あんなにも無視されしいたげられていたチャイコフスキーが、この人の思い出のために、美しくも悲しい名曲「偉大な芸術家の思い出に」と頭書とうしょした「ピアノ三重奏曲イ短調」を作ったことはあまりにも有名である。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
この文のなかの、娑婆での最後とは、彼女が夫入道の道心によつて、在家ざいけの尼となり出家し、法華經を信じ奉ずるために「女人成佛」といふ、むづかしい教理がふくまれてゐるのであらうが、弘安三年五月三日の窪尼くぼのあまあての文の頭書とうしよなどは、景情そなはつてとてもよい書き出しだ。