トップ
>
頬辺
>
ほッぺた
ふりがな文庫
“
頬辺
(
ほッぺた
)” の例文
旧字:
頬邊
治平は少し色気がありまして、何となく間が悪いから煙管で
腮
(
あご
)
の処を
突衝
(
つッつ
)
いて見たり、くるりと廻して
頬辺
(
ほッぺた
)
へ煙管の吸口を当てたり、ポン/\と叩いて煙草ばかり
喫
(
の
)
んで居ります。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
丹「成程証文は致しやしただけれども、人の
頬辺
(
ほッぺた
)
を切るてえなア
無
(
ね
)
え事です」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それに粗相でゞもある事か、先祖より遺言状の添えてある大切の宝を
打砕
(
うちくだ
)
き、糊付にして毀さん振をして、箱の中に入れて置く
心底
(
しんてい
)
が何うも憎いから、指を切るのが
否
(
いや
)
なれば
頬辺
(
ほッぺた
)
を切って
遣
(
や
)
る
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
親類に成っちまって、お前の云うことは何んでも聞く、
頬辺
(
ほッぺた
)
でも
甜
(
な
)
めさせるから堪忍してくれろと
縋
(
すが
)
り附いて、機嫌を取って、花魁の御法事御供養をなさい、お金はかゝりますが、仕様が有りません
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
頬
部首:⾴
15画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“頬”で始まる語句
頬
頬杖
頬冠
頬張
頬被
頬骨
頬白
頬髯
頬桁
頬笑