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静然
ふりがな文庫
“静然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じっ
66.7%
じょうねん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じっ
(逆引き)
彼はしばらく
静然
(
じっ
)
と立ちすくんで、硬ばった屍体を見据えていたが、やがて自動人形のような動作で
衝
(
つ
)
と手をのべて屍体に触れた。
青蠅
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
が、
錐
(
きり
)
で刺すような寒さに身内がぞくぞくして
迚
(
とて
)
も
静然
(
じっ
)
としていられないので、彼女は再び歩きだした。
碧眼
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
静然(じっ)の例文をもっと
(2作品)
見る
じょうねん
(逆引き)
西大寺の
静然
(
じょうねん
)
上人が参内した。腰はかがまり、眉は雪かと白く、まことに高徳の僧らしくみえた。折ふし、西園寺ノ内大臣
実衡
(
さねひら
)
が見かけ、「あら、尊や。老いの
清
(
すが
)
しさ」と三
礼
(
らい
)
した。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
静然(じょうねん)の例文をもっと
(1作品)
見る
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“静”で始まる語句
静
静寂
静謐
静粛
静止
静々
静脈
静岡
静坐
静御前
“静然”のふりがなが多い著者
モーリス・ルヴェル
吉川英治