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青貝摺
ふりがな文庫
“青貝摺”の読み方と例文
読み方
割合
あおがいずり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおがいずり
(逆引き)
この光、ただに身に添うばかりでなく、土に砕け、宙に飛んで、
翠
(
みどり
)
の
蝶
(
ちよう
)
の舞うばかり、目に遮るものは、
臼
(
うす
)
も、
桶
(
おけ
)
も、皆これ
青貝摺
(
あおがいずり
)
の
器
(
うつわ
)
に
斉
(
ひとし
)
い。
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鱗
(
うろこ
)
か、金の、と総毛立つ——と
櫛
(
くし
)
でした。いつ取落したか、
青貝摺
(
あおがいずり
)
ので、しかも直ぐ
襟許
(
えりもと
)
に落ちていました。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
俯向
(
うつむ
)
いた襟足が、すっきりと、髪の濃いのに、
青貝摺
(
あおがいずり
)
の櫛が
晃
(
きら
)
めく、
鬢
(
びん
)
も
撫
(
なで
)
つけたらしいが、まだ、はらはらする、帯はお太鼓にきちんと
極
(
き
)
まった、
小取廻
(
こどりまわ
)
しの姿の
好
(
よ
)
さ。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
青貝摺(あおがいずり)の例文をもっと
(3作品)
見る
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
貝
常用漢字
小1
部首:⾙
7画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
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