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青痰
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あおたん
ふりがな文庫
“
青痰
(
あおたん
)” の例文
「……やおれ……身請けした暁には、思い知らさいでおこうものか。ズタズタに切り
苛
(
さいな
)
んで、
青痰
(
あおたん
)
を吐きかけて、
道傍
(
みちばた
)
に蹴り棄てても見せようものを……」
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
その小野忠雄には、彼が酒色に
沈湎
(
ちんめん
)
していた頃、赤坂溜池のほとりで、馬上から
青痰
(
あおたん
)
をかけられた恩人である。にもかかわらず、二人の武士は武士の礼を取りに来たのだ。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
青痰
(
あおたん
)
を
吐
(
ひ
)
っかけたは。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
と馬上から
青痰
(
あおたん
)
かけて、梶新左衛門と共に、ふり向きもせず馬を飛ばして立ち去った。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
痰
漢検1級
部首:⽧
13画
“青”で始まる語句
青
青年
青々
青苔
青柳
青葉
青梅
青山
青白
青銅