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霊壇
ふりがな文庫
“霊壇”の読み方と例文
読み方
割合
れいだん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れいだん
(逆引き)
暗澹
(
あんたん
)
たる洞窟、また悲惨ではあるが、隠密の
霊壇
(
れいだん
)
としては、むしろ、
香華
(
こうげ
)
の壇にまさるかもしれない。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一点の
御灯
(
みあかし
)
を
霊壇
(
れいだん
)
の奥に仰ぐ。——範宴は、ここに
趺坐
(
ふざ
)
すると、弱い心も、強い心も、すべての
我
(
が
)
が溶けてくるのを感じる。そして肉体を忘れる。在るのは生れながらの魂のみであった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
惨々
(
さんさん
)
幽々
(
ゆうゆう
)
、なにか
霊壇
(
れいだん
)
を吹き
旋
(
めぐ
)
る形なきものが
鬼哭
(
きこく
)
してでもいるようだ……
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
霊壇(れいだん)の例文をもっと
(3作品)
見る
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
壇
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
“霊”で始まる語句
霊
霊魂
霊験
霊廟
霊感
霊媒
霊山
霊岸島
霊屋
霊薬