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雛子
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ひよこ
ふりがな文庫
“
雛子
(
ひよこ
)” の例文
曾て何かの時に買った
雛子
(
ひよこ
)
の玩具があった。いつも本棚の隅に、ふくぶくな姿を見せている。或る日、何心ない遊戯心から、それを彼等の籠の中に入れて見た。
小鳥
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
こっちの姿を目がけて、むこうから素ッ飛んで来る城太郎の影は、ちょうど烏天狗の
雛子
(
ひよこ
)
というところだ。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伯父は丹精して作った野菜やら、鯉やら、鶏やらを沢山
御馳走
(
ごちそう
)
してくれた。川端で鯉を料理して、その
腸
(
はらわた
)
を
雛子
(
ひよこ
)
にやると、大騒ぎをして
喰
(
た
)
べた。
鱗
(
うろこ
)
まで
呑
(
の
)
み込んでしまった。
由布院行
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
雛
漢検準1級
部首:⾫
18画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“雛”で始まる語句
雛
雛妓
雛鳥
雛形
雛罌粟
雛鶏
雛壇
雛様
雛段
雛菊