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陪席
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ばいせき
ふりがな文庫
“
陪席
(
ばいせき
)” の例文
それをまた、
陪席
(
ばいせき
)
の来賓はみな、おかしげに眺め合って、しばしば、
楽堂
(
がくどう
)
の
胡弓
(
こきゅう
)
や
笙
(
ふえ
)
の音も、耳に忘れるばかりな歓声だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陪席
(
ばいせき
)
を仰せつかっている村田も、どうも板につかないような気持に堪えられません。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
……さあれ、ここには市十郎はおらぬ、同席の同役、また
陪席
(
ばいせき
)
のお目付たちと、奉行越前守がおるだけじゃ。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
陪席
(
ばいせき
)
におられる御両所は、公儀お目付の松平藤九郎殿と、有馬源之丞殿の御配下の由でございまする」
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旗本の子弟がたくさん
陪席
(
ばいせき
)
に招かれて来ていた。親どもは、こういう
機
(
しお
)
にわが子を将軍の
謁
(
えつ
)
に進めておくことは、一生の栄達の
緒
(
いとぐち
)
になると考え、武技の上覧を、側衆まで伺い出た。
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陪
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
席
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
“陪”で始まる語句
陪臣
陪観
陪
陪従
陪膳
陪臣共
陪審人
陪審官
陪乗
陪塚