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院本
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まるほん
ふりがな文庫
“
院本
(
まるほん
)” の例文
それかの今日に存在する
浄瑠璃
(
じょうるり
)
院本
(
まるほん
)
なるものは実に封建思想の産物にして実にその真相を
描
(
うつ
)
し出だしたる明鏡なり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
仙台で出版された案内記や絵葉書によると、
院本
(
まるほん
)
で名高い
局
(
つぼね
)
政岡とは
三沢初子
(
みさわはつこ
)
のことだそうで、その墓は
榴
(
つつじ
)
ヶ岡下の孝勝寺にある。墓は鉄柵をめぐらして頗る荘重に見える。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
天下茶屋でも、
妹背山
(
いもせやま
)
でも、日蓮記でも、菅原伝授手習鑑でも、すべて序から
大尾
(
たいび
)
まで、つまり竹田出雲や近松浄瑠璃集にある通りを
院本
(
まるほん
)
どおりそっくり上演するのであった。
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“院”で始まる語句
院
院宣
院長
院内
院主
院代
院子
院化
院司
院外