“三沢初子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みさははつこ50.0%
みさわはつこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのそばにかしづいてゐた主な女は、亀千代を生んだ三沢初子みさははつこと品との二人で、初子は寛永十七年生れで綱宗と同年、品は十六年生れで綱宗より一つ年上であつたらしい。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
仙台で出版された案内記や絵葉書によると、院本まるほんで名高いつぼね政岡とは三沢初子みさわはつこのことだそうで、その墓はつつじヶ岡下の孝勝寺にある。墓は鉄柵をめぐらして頗る荘重に見える。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)