トップ
>
附元気
>
つけげんき
ふりがな文庫
“
附元気
(
つけげんき
)” の例文
私は
故意
(
わざ
)
と
附元気
(
つけげんき
)
の
高声
(
たかごえ
)
で、「御機嫌よう!」と一礼すると、
俥
(
くるま
)
が出たから、其儘
正面
(
まむき
)
になって了ったが何だか後髪を引かれるようで、
俥
(
くるま
)
が横町を出離れる時、
一寸
(
ちょっと
)
後
(
うしろ
)
を振向いて見たら
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
只管
(
ひたすら
)
洋灯
(
ランプ
)
を
明
(
あか
)
くする、これせめてもの
附元気
(
つけげんき
)
、机の前に端坐して石の如くに身を固め、心細くも
唯
(
ただ
)
一人
(
ひとり
)
更け行く鐘を数へつゝ「
早
(
はや
)
一時か」と呟く時、陰々として響き
来
(
きた
)
る、怨むが如き婦人の泣声
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
附元気
(
つけげんき
)
らしく高笑いをして、牢屋の方へ曲って行きました。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“附元”で始まる語句
附元