トップ
>
開山
>
かいざん
ふりがな文庫
“
開山
(
かいざん
)” の例文
殊
(
こと
)
には角力が
巧手
(
じょうず
)
で、愛敬があり、実に自力のある処の関取だから、今に日の下
開山
(
かいざん
)
横綱の許しを取るのはあの関取ばかりだといって居ます
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
今では押しも押されもしない十手捕繩の大親分——
朱総
(
しゅぶさ
)
仲間の日の下
開山
(
かいざん
)
とまでなっているのであった。
釘抜藤吉捕物覚書:13 宙に浮く屍骸
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
嘗
(
なむ
)
れば
嫌
(
きら
)
ふべき
淫慾
(
いんよく
)
なしと立る
法
(
はふ
)
なり三寶院は
聖護大僧正
(
しやうごだいそうじやう
)
を
宗祖
(
しうそ
)
とし聖護院は
坊譽大僧正
(
ばうよだいそうじやう
)
を
宗祖
(
しうそ
)
とするなり然ども
何
(
いづれ
)
も
開山
(
かいざん
)
と申は三派ともに
役
(
えん
)
の
小角
(
せうかく
)
が開き給ひしなり
扨
(
さて
)
亦山伏が
補任
(
ほにん
)
の
次第
(
しだい
)
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
もとは
出雲
(
いずも
)
のお百姓だ、それが今は飛ぶ鳥を落す
日
(
ひ
)
の
下
(
した
)
開山
(
かいざん
)
で、大名やさむらいと膝組みで話のできる身分になっている、貴様もその体格で勉強さえすれば、世間はいつまでも水車番では置かないぞ
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“開山”の意味
《名詞》
(かいさん)寺院を開創すること。また、その僧。宗派の開祖。
(かいさん)あることの創始者。元祖。
(かいざん)新しく鉱山を開くこと。
(かいざん)山開き。
(出典:Wiktionary)
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“開山”で始まる語句
開山上人
開山忌