“長髪”のいろいろな読み方と例文
旧字:長髮
読み方割合
ちょうはつ80.0%
かみ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爺さんは「長髪ちょうはつ」と呼ばれていたが、仕事をしまっての帰りがけには必ず安酒やすざけをあおって来て、ちぐはぐな怪気焔かいきえんをあげていた。
急に悄気しょげてしまったぼくが片隅でひとりダンスを拝見していると、いつの間にかぼくの横に、油もつけていないバサバサの長髪ちょうはつを無造作にきあげた
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
彼の女房といへば、それでなくてさへ恐ろしい腕力を振つて、たつぷりあつた彼の長髪かみを引きむしつてほんの僅かにしてしまつた女なのだ。