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長談義
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ながだんぎ
ふりがな文庫
“
長談義
(
ながだんぎ
)” の例文
この愚痴っぽい、何でもない様な
長談義
(
ながだんぎ
)
が野本氏にとっては、どんなに恐ろしい責め道具だかということを、彼はよく知っていた。
恐ろしき錯誤
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「そんな
長談義
(
ながだんぎ
)
を、わざ/\して下さらなくてもよかつたのに。」とヂョウジアァナは答へた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
近子
(
ちかこ
)
は
唇
(
くちびる
)
を
噛
(
か
)
みながら、さも
忌々
(
いま/\
)
しさうに、さも
心外
(
しんぐわい
)
さうに、默ツて
所天
(
をつと
)
の
長談義
(
ながだんぎ
)
を聽いてゐたが、「ですから、
貴方
(
あなた
)
はおえらいのでございますよ。」と打突けるやうに
謂
(
い
)
ツて
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
と
相
(
あい
)
も変らぬ
長談義
(
ながだんぎ
)
の中に前なる皿はいつの間にか新しき品と
更
(
かわ
)
れり。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
洵
(
まこと
)
に異様な結論に到達したのであったが、併し、私は非常に複雑でいながら、実に秩序整然たる彼の
長談義
(
ながだんぎ
)
に、すっかり堪能した形で、今は
最早
(
もは
)
や異議を挟む元気も失せていた。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
談
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
“長談”で始まる語句
長談
長談議