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鎌倉殿
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かまくらどの
ふりがな文庫
“
鎌倉殿
(
かまくらどの
)” の例文
鎌倉殿
(
かまくらどの
)
は、船中に於て
嚇怒
(
かくど
)
した。
愛寵
(
あいちょう
)
せる女優のために群集の無礼を
憤
(
いきどお
)
つたのかと思ふと、——
然
(
そ
)
うではない。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
今も我があたりにて
老女
(
らうぢよ
)
など
今日
(
けふ
)
は布を市にもてゆけなどやうにいひて
古言
(
こげん
)
ものこれり。
東鑑
(
あづまかゞみ
)
を
案
(
あんず
)
るに、建久三壬子の年
勅使
(
ちよくし
)
皈洛
(
きらく
)
の時、
鎌倉殿
(
かまくらどの
)
より
餞別
(
せんべつ
)
の事をいへる
条
(
くだり
)
に
越布
(
ゑつふ
)
千
端
(
たん
)
とあり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
日本一
(
にっぽんいち
)
にて
候
(
そうろう
)
ぞと申しける。
鎌倉殿
(
かまくらどの
)
こと/″\しや、
何処
(
いずこ
)
にて舞ひて日本一とは申しけるぞ。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
かりに、
鎌倉殿
(
かまくらどの
)
として置かう。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“鎌倉殿”の解説
鎌倉殿(かまくらどの)は、鎌倉幕府の棟梁、また、そこから転じて鎌倉幕府そのものを指すこともある。源為義あるいはその子の義朝以降は清和源氏(武家)の棟梁を鎌倉家、鎌倉殿、鎌倉流とも呼ぶようにもなった。「平家物語」では「鎌倉殿」とは頼朝を指し、歴史的には源頼朝と強く結びついた言葉である。
「幕府」の語は江戸中期以降用いられたものであり、鎌倉時代の武士は鎌倉幕府を「鎌倉殿」と呼んでいた。
(出典:Wikipedia)
鎌
常用漢字
中学
部首:⾦
18画
倉
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“鎌倉”で始まる語句
鎌倉
鎌倉河岸
鎌倉舞
鎌倉彫
鎌倉迄
鎌倉宮
鎌倉山
鎌倉邊
鎌倉武士
鎌倉幕府