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銀延
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ぎんのべ
ふりがな文庫
“
銀延
(
ぎんのべ
)” の例文
金六が懐から出して見せたのはその頃では申分のない
贅沢
(
ぜいたく
)
とされた、黒
羅紗
(
ラシャ
)
の懐ろ煙草入、
銀延
(
ぎんのべ
)
の細い
煙管
(
きせる
)
まで添えてあったのです。
銭形平次捕物控:123 矢取娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「ウム、ここで別れてくれる」と、青筋を立てて歩きかけると、天堂一角、
業腹
(
ごうはら
)
でたまらないように、つかんでいた
銀延
(
ぎんのべ
)
の煙管を、周馬の横顔に叩きつけて
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金六が懷ろから出して見せたのはその頃では申分のない贅澤とされた、
黒羅紗
(
くろらしや
)
の懷ろ煙草入、
銀延
(
ぎんのべ
)
の細い煙管まで添へてあつたのです。
銭形平次捕物控:123 矢取娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「どうして、こちらでは、これでも至って、手軽な注文をつけたつもりなので……」と
銀延
(
ぎんのべ
)
の
煙管
(
きせる
)
をだし、
行燈
(
あんどん
)
の
灯口
(
ほぐち
)
から、周馬は、すぱりと一服吸いつけながら
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
延
常用漢字
小6
部首:⼵
8画
“銀”で始まる語句
銀
銀杏
銀杏返
銀色
銀座
銀貨
銀河
銀簪
銀行
銀泥