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金梨地
ふりがな文庫
“金梨地”の読み方と例文
読み方
割合
きんなしじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんなしじ
(逆引き)
金梨地
(
きんなしじ
)
を見るような日光が、御縁、お窓のかたちなりに射しこんで、
欄間
(
らんま
)
の
彫刻
(
ほり
)
、
金具
(
かなぐ
)
の
葵
(
あおい
)
の
御紋
(
ごもん
)
、襖の引手に垂れ下がるむらさきの房、ゆら
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
山三郎は此の馬を見ますると
好
(
い
)
い白馬だ、白馬と申しても
濁酒
(
にごりざけ
)
とは違います、実に
十寸
(
とき
)
もある大馬で、これに
金梨地
(
きんなしじ
)
の蒔絵の鞍を置き、白と
浅黄
(
あさぎ
)
の段々の
手綱
(
たづな
)
で
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
おそらく
本郷台
(
ほんごうだい
)
であろう、煙が烈風に吹き払われるのでかがりは立っていないが、研ぎだしの
金梨地
(
きんなしじ
)
のようなこまかい火の粉が、条をなして
駿河台
(
するがだい
)
のほうへ
靡
(
なび
)
いていた、おせんは舌が硬ばり
柳橋物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
金梨地(きんなしじ)の例文をもっと
(4作品)
見る
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
梨
常用漢字
小4
部首:⽊
11画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
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