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金幣
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きんぺい
ふりがな文庫
“
金幣
(
きんぺい
)” の例文
しかし、時すでに、堀秀政、小川佐平次らの先鋒隊は、狐塚を突破し、
支
(
ささ
)
えに立つ柴田の将士には目もくれず、彼方へ
奔
(
はし
)
る
金幣
(
きんぺい
)
の
馬簾
(
ばれん
)
一つを各〻目がけて
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金幣
(
きんぺい
)
の
馬標
(
うまじるし
)
をとりかえして来た少年水野の如きは、退却に際しても、何の理窟もこねなかったが、諸将のうちには、岐阜帰着後も、こんどの引揚げと、その犠牲に対して
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
柴田勝家自身も、左の
股
(
もも
)
に一弾の
銃瘡
(
じゅうそう
)
と、肩のあたりに一矢の
矢痍
(
やきず
)
をうけていた。そればかりか、中軍に持っていた
金幣
(
きんぺい
)
の
馬標
(
うまじるし
)
まで、敵手に奪われてしまい、主従、ちりぢりになって逃げ走った。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
幣
常用漢字
中学
部首:⼱
15画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚