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金主
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きんしゆ
ふりがな文庫
“
金主
(
きんしゆ
)” の例文
「軍用金を調達して來るから、待つてゐて呉れ」と云つて、氷峰は
金主
(
きんしゆ
)
川崎のところへ出かけて行つた。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
「かう
懐中
(
ふところ
)
が痛むでは、
迚
(
とて
)
もやりきれるもんぢやない。誰か適当な
金主
(
きんしゆ
)
は無いものか知ら。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
何
(
なに
)
をしよう、
彼
(
かに
)
をしようと
云
(
い
)
ふのが、
金主
(
きんしゆ
)
、
誰彼
(
たれかれ
)
の
發案
(
さうだん
)
で、
鳥屋
(
とりや
)
をする
事
(
こと
)
になつた。
廓そだち
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
金主
(
きんしゆ
)
を
目付
(
めつ
)
けたが、
引手茶屋
(
ひきてぢやや
)
は、
見込
(
みこみ
)
がないと
云
(
い
)
ふので、
資本
(
もとで
)
を
下
(
おろ
)
さない。
廓そだち
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「早く別な
金主
(
きんしゆ
)
を見つけたらどうだ?」
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
▼ もっと見る
「
心配
(
しんぱい
)
しないで、めしあがれ。」ちらしの
金主
(
きんしゆ
)
が
一千圓
(
いつせんゑん
)
。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“金主”で始まる語句
金主様
金主樣