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里子
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さとご
ふりがな文庫
“
里子
(
さとご
)” の例文
生まれたら、すぐ、どこか遠い、わからんところに、
里子
(
さとご
)
にやってしまうつもりなの。約束も出来とるらしいわ。そればっかりじゃないわ。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
里子
(
さとご
)
時代に、
乳母
(
うば
)
の家族と
狭
(
せま
)
くるしい一室で
暮
(
く
)
らしていたころの光景までが、おりおりかれの眼に
浮
(
う
)
かんでいたのである。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
そうして母は死に、阿倍野の葬儀場へ送ったその足で、私は追われるように
里子
(
さとご
)
に
遣
(
や
)
られた。
アド・バルーン
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
こんなふうでは、自分は、
里子
(
さとご
)
から帰って来た幼年時代と少しも変わったところがないではないか。いや、あのころの自分は、まだ今ほどには見ぐるしくはなかった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
ぼくがお
浜
(
はま
)
の家に
里子
(
さとご
)
にやられたのが、そのそもそもの原因であることに気がついた時であった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
▼ もっと見る
そこで次郎はその日から、恭一に代って、お浜の家に
里子
(
さとご
)
に行くことになったわけなのである。
次郎物語:01 第一部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
里
常用漢字
小2
部首:⾥
7画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“里”で始まる語句
里
里人
里方
里芋
里昂
里程
里内裏
里言
里見
里見弴