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酔覚
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えいざめ
ふりがな文庫
“
酔覚
(
えいざめ
)” の例文
旧字:
醉覺
摺
(
ず
)
って出るように水を
覗
(
のぞ
)
く、と風が冷かに
面
(
かお
)
を打つ。欄干に
確
(
しか
)
と両手を掛けた、が、
熟
(
じっ
)
と黙って、やがて
静
(
しずか
)
に立直った時、
酔覚
(
えいざめ
)
の顔は
蒼白
(
あおじろ
)
い。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
心細いッたらないのだもの、おまけに目もあてられない吹雪と来て、
酔覚
(
えいざめ
)
じゃあり、寒さは寒し、四ツ谷までは百里ばかりもあるように思ったねえ。そうすると何だかまた夢のような心持になってさ。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
“酔”で始まる語句
酔
酔興
酔漢
酔狂
酔醒
酔払
酔眼
酔臥
酔客
酔心地