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郷長
ふりがな文庫
“郷長”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さとおさ
33.3%
ごうちょう
33.3%
むらおさ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さとおさ
(逆引き)
郷長
(
さとおさ
)
嘉門は六十歳ほどで、土着の武士であるだけに、容貌
魁偉
(
かいい
)
風采堂々、まことに立派なものであったが、伊賀袴を穿き陣羽織を着し、自分の屋敷の母屋の縁に、寛々と腰をかけていた。
猫の蚤とり武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
郷長(さとおさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ごうちょう
(逆引き)
いわゆる相嘗の
貴
(
とう
)
とい役に奉仕する神主たちも、元は必ずその田を管理した
戸主
(
へぬし
)
、
郷長
(
ごうちょう
)
または人このかみと呼ばれるような、一定の農民の中から出ていたものと思う。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
郷長(ごうちょう)の例文をもっと
(1作品)
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むらおさ
(逆引き)
と云うのはせっかくに白河戸郷の、
郷長
(
むらおさ
)
の娘の
小枝
(
さえだ
)
という乙女を、奪って小脇に抱えている。
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
郷長(むらおさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“郷長”の意味
《名詞》
律令制において郡司のもとで一つの郷を司った地方官。
(出典:Wiktionary)
“郷長”の解説
郷長(ごうちょう)とは、古代日本において、律令制の末端組織である郷を統べる官職である。郷が里と呼ばれていたときには里長(さとおさ/りちょう)と呼ばれていた。
(出典:Wikipedia)
郷
常用漢字
小6
部首:⾢
11画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“郷”で始まる語句
郷
郷里
郷士
郷愁
郷国
郷土
郷党
郷人
郷武者
郷々
“郷長”のふりがなが多い著者
柳田国男
国枝史郎